時には
 
囲いという名の世界観
 



にぺーじめ

ドバイスをする自信もある。問題は下手に聞いて気まずくなるのも嫌だが、元々個人的な詮索は信義に反する。しかし、反して知らないことに対する興味は膨らむばかりである。
私には『彼』が話をしてくれる以外には知る方法は無いだろう。もしかしたらこの静寂が続けば聞けるかもしれない、逆に帰ってしまうかもしれない、ほとんど賭けである。
実際、私にはその度胸はなかったようである。数秒で焦りながら話題を振るなんてどれだけ情けなく見えるだろうか、幸いここにいるのは二人だけだ、といっても『彼』は情けなく思っただろう。しかし、『彼』は気にした風もなく普通に答えてくれる。緊張していることにしてしまうか、そんな言い訳が頭に浮かぶ。
―駄目だ。どうもぱっとしない上すぐばれる嘘だろう。【嘘】とは言ったものの【嘘】ではなく真実と言った方が正しいということがすぐ出てくる。確かに緊張はしている、う



10月8日(土)00:00 | トラックバック(0) | コメント(0) | asapoの日常? | 管理

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